府中基地跡のパラボラアンテナの現在と旧陸軍調布飛行場白糸台掩体壕

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府中基地跡のパラボラアンテナ

1.府中基地跡のパラボラアンテナの概要

1950~60年代に在日米軍の通信施設の一部として設置された府中基地跡のパラボラアンテナは、かつて“府中トロポサイト”(Tropospheric Scatter通信網)の一端を担っていた。

直径はおおよそ14メートルほどで、2基が残っていて、北北東方向を向いていたという記録がある。

2021年9月、残されていた通信施設跡地及び留保地を含む敷地の一部が完全に返還され、アンテナを含む建物や鉄塔が国有地となった。

2.旧陸軍調布飛行場白糸台掩体壕の概要

白糸台掩体壕は、かつての旧陸軍調布飛行場の一部として造られた戦争遺構。太平洋戦争末期の1944年(昭和19年)頃に建設され、航空機を空襲から守るための格納壕として使われていた。

掩体壕(えんたいごう)とは、戦闘機を敵の爆撃から守るために土やコンクリートで覆って隠す施設であり、その形状から“飛行機の防空壕”とも呼ばれている。

3.実際に行ってみた

府中基地跡内の建物。フェンス越しに少しだけ見える。

続いて、パラボラアンテナを撮影できる場所に向かう。

パラボラアンテナの側面が見える場所に到着。解体の噂があったものの、ひとまず残っていて安心。

住宅街から巨大なパラボラアンテナが見える。

今度はこちらの駐車場で2本のパラボラアンテナと通信用鉄塔を正面から撮影していく。

パラボラアンテナが一基しか見えない。。。

背伸びしたら2基撮影できた。

無事パラボラアンテナの現在の様子を撮影できたので続いては旧陸軍調布飛行場白糸台掩体壕に向かう。

到着!

軍用機が入るだけあって奥行きがある。

昔の掩体壕の写真を見ると、現在も残っていることの凄さを改めて実感する。

難易度:★☆☆☆☆

道は全てGoogleマップにも載っているため簡単。しかし、基地跡内部に入るのはかなり難しい。内部に入ればパラボラアンテナを登ることもできるらしい。

怖さレベル:★☆☆☆☆

内部に入れば怖いと感じるかも。

【所在地】

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