めがね橋 遊歩道アプトの道を歩く

1.概要
群馬県安中市と長野県軽井沢町の間に位置する碓氷峠は、明治時代に開通した信越本線の急勾配区間であり、その歴史を今に伝えるのが「めがね橋(碓氷第三橋梁)」と「アプトの道」だ。
この地域のシンボルともいえるめがね橋は、美しい4つのアーチが連なる煉瓦造りの鉄道橋で、水面に映る姿が眼鏡のように見えることからこの愛称で親しまれるようになった。旧信越本線の一部として1893年に完成し、重要文化財に指定されている。
一方、この鉄道の廃線跡を利用したのが全長約6キロメートルの遊歩道「アプトの道」だ。かつて国内でも珍しい急勾配を登るために採用された、歯車式の「アプト式」鉄道の軌道跡をたどる道で、道中にはめがね橋を始め、トンネルや橋梁など往時の鉄道遺構が点在している。
豊かな自然の中、歴史の面影を感じながらハイキングを楽しめるアプトの道は、特に新緑や紅葉の季節には多くの人々で賑わう。
2.実際に行ってみた
最寄り駅は横川駅。すぐ隣には、峠の釜めしの荻野屋が並んでいる。荻野屋でサクッと食事を済ませ、探索を始めよう。


横川駅内にはいくつかの鉄道遺産が展示されている!



それではハイキングコースのアプトの道を歩いて行く。まず最初に見えてきたのが鉄道文化むらだ。アプトの道の真横を鉄道文化むらの電車が走行している。

続いては、碓氷関所跡だ。この関所は1623年、江戸幕府によって設置された。

さらに関所跡から1kmほど歩くと、丸山変電所跡がある。この変電所は明治45年に建設され、碓氷峠を通過する電気機関車の心臓部の役割を果たしていた。また、平成6年には国の重要文化財に指定されている。


窓ガラス越しに中を撮影。工事現場みたいになっている。


隧道が見えてきた。横川駅からめがね橋を目指すハイキングコースには、多くの隧道がある。



このような隧道をいくつも通って行く。

そしてめがね橋に到着!めがね橋周辺には多くの観光客が!

実はこのめがね橋の奥には登山コースがあり、さらにすごい廃墟がある。しかし誰も興味なさそう。。。

登山コースの入り口まで来た。しかしここで一緒に来ていた父親が疲労でギブアップ。僕も、一人で登山するのは怖かったので、断念。代わりに、変な廃道らしき道を見つけたので進んでみる。


道が途中で崩れている。

橋につながる階段を見つけたので登ってみる。怖いな。。。

するとまたしても隧道が!中が気になるけど入る勇気がない。。。


めがね橋は人で賑わっていたのに、ここには誰もいない。さらに探索を続けていると変なものが!

峠の釜めしの墓場!?

帰り道。まさかの猿に遭遇!最初は猫だと思って近づいたらまさかの猿でびっくり!
難易度:★★☆☆☆
めがね橋や諸々の廃墟自体は道に沿ってあるため簡単に見ることができる。
怖さレベル:★★★★☆
めがね橋やアプトの道は観光客も多く怖くない。しかし、その先の廃道や廃墟が見れる登山コースは人が少なく一人での探索はかなり勇気がいる。
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